北井一夫写真展「隠岐の島」の会場の様子をご紹介します。
展示会場は隠岐の島町図書館の館内全域を利用しており、通常の美術館やギャラリーでの写真展とは違った雰囲気で写真が楽しめます。
図書館入口から右手方向の通路に、屏風状の展示パネルが設置され、ゆっくりと歩きながら作品がご覧いただけます。本棚の手前や向こう側には、窓側の作品が見え隠れします。
窓側には、展示用の什器を3セット設置し、斜めに掛けられた作品をご覧いただけます。本棚側には椅子が配置されており、ゆっくり座りながら、写真と窓の向こうの緑をお楽しみいただけます。
右奥のガラスケースの展示場では、大全紙の作品と、北井さんのこれまでの出版物がご覧いただけます。ガラスに写り込む緑は、季節が進むにつれ、赤く色づいてきます。脇には、北井さんの出版物を座ってご覧いただけるスペースもあります。
左奥の研修室前の本棚の上には、右側に「アントニオ猪木」、左側に「抵抗・バリケード」の作品が立て掛けられています。こちらも、座ってゆっくりご覧いただけます。
日に日に秋が深まりつつある隠岐の島へ、ぜひお越しください。来月11月18日(土)には、北井さんをお迎えして2回目のトークショーが開催されます。
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北井一夫トークショー/隠岐の島未発表写真と北井ワールド
(2) 覚醒した写真たちは、夢を語る
開催日時:2023年11月18日(土) 14:00~15:30
聞き手:石井仁志(G&S 根雨 プロデューサー)
参加費:無料
会場:隠岐の島町図書館 研修室